フィンランド人に学ぶ豊かな暮らし方―『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
今回は
堀内都喜子著『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書)
を読んで、フィンランド人から豊かな暮らし方を学ぼうという回です。
著者の方は実際にフィンランドで数年間暮らしていたそうなので、説得力ありますね。
あと内容には関係ないですが、やっぱりポプラ新書は読みやすい!!
文字の大きさが丁度よく、デザインもおしゃれなのでおすすめの新書です。
話が逸れましたが、ここではこの本の中から自分の生活に使えるな、面白いなと思ったものをいくつか紹介します。
1. 残業しないのはできる証拠
日本では就業時間が9時~17時が一般的だが、フィンランドでは8時~16時だそう。
そして16時になるとみんな次々と帰っていくらしい。
フィンランドの友人が「大変な仕事を簡単そうにやっていたり、効率よくこなしサーッと帰るのが格好よく、できる大人の証拠」と言っていた
たしかに日本では頑張りをやたら評価する気がする。結果は同じでも。
要は努力家か天才のどっちに憧れますかっていうことですかね。
日本人は努力家に、フィンランド人は天才に憧れる傾向があるのかなーって。
2. 仕事は大事。でも家庭も趣味も大事。
よくばりですね~笑
でも本来はこれでいいはずです。好きなもの、やりたいことは制限せずに全部やる。
もちろん残業なんてしていたらやりたいことは全然できないので、効率的に仕事を行うようになるのでしょう。
かくいう自分は学生なのですが、どこかで聞いた
勉強・部活(サークル)・バイト・恋愛 のうち、しっかり取り組めるのは2つだけ
という文言に腹が立っていました。勝手に決めんじゃないよと。
なんで自分もフィンランド人らしく全部いきます。
3. 休みはとことん休む
長期休みに同僚が入る時、周りは「仕事もパスワードも忘れて、携帯もメールも見ちゃだめだよ」と声をかけることが多い。
いわゆるデジタルデトックスっていうやつですね。
休みぐらいしかネットから離れられるときはないのですから、離れちゃいましょう。
休む前にちゃんと「これから休みで連絡つかないからよろしく」と言っておけば、無駄なトラブルもなくなりますね。
ちなみに著者の同僚は休みを4週間とるのだそう。
1週目:仕事を少しずつ忘れる
2~3週目:休みを満喫
4週目:だんだん仕事をしたくなる
という自分の性質を理解し、休み明けに仕事に集中するためらしいです。
休みというと与えられるものという感じで受け身になってしまいがちですが、この同僚の方からは休みを自分のものにしようという姿勢が感じられますよね。
4. 土曜日はサウナの日
サウナって実はフィンランド語なんですって。知らなかったです。
フィンランドはサウナの国であり、一軒家や広いマンションにはサウナのあるところが多いらしいです。
サウナに定期的に入る人は9割に及び、中でも土曜日は伝統的にサウナの日なのだそう。
サウナに入って心身を清め、リラックスする。最高ですね。
かくいう私も今年からサウナの良さに気付きはじめまして、定期的に通いたいなーと思っているところでした。
フィンランドの伝統を真似して、土曜に入ることにします。
まとめ
こんな感じでフィンランド人の暮らしから個人的に面白いと思ったものを紹介しました。
この本には他にも面白くて使えそうな暮らしの術が書かれてあるので、興味ある方は是非手に取ってみてください。
この他にも様々な本を読んで感想を書いていくつもりなので、他の記事もチェックしてみてくださいね~!!